日時 令和元年12月12日(木)10:00~12:00
場所 西宮市総合福祉センター
内容 「本人の思いを伝える自発的コミュニケーション支援」
講師 NPO法人 発達障害サポートセンター ピュア  檜尾 めぐみ 氏

今年度最後のオープンセミナーは乳幼児期、学齢期、成人期とライフステージを通してその人の特性に応じた支援を目指して実践されている「ピュア」での取り組みをお話しいただきました。「ピュア」ではコミュニケーション手段としてPECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)を使います。欲しい物などを絵カードを使って要求することから始め、自分から行動を起こすこと、複数のカードから自分の言いたいことのカードを選ぶ、2語文で要求する、質問に答えたり自発的なコメントをするところまで段階を踏んで目指します。ビデオでは幼児期から大人まで各年代の方がPECSを使う様子を見せていただき、どんどん習得し使いこなしていく様子がよくわかりました。最後にコミュニケーションスキルの向上は、生活の質の向上に繋がり人生を豊かにするとお話しされました。