日時 平成29年12日5日(火)10:00~12:00
場所 西宮市立勤労会館
内容 「応用行動分析を活かした支援や子育て」
講師  関西福祉科学大学教育学部教育学科発達支援教育専攻  准教授  加藤 美朗氏

今年度第2回目のオープンセミナーを開催しました。応用行動分析「ABA」(Applied Behavior Analysis)とは、行動の背後にある原因を分析することで、社会生活上の問題を解決していこうというものです。困った行動への対応を考えるとき、本人を変えようとするのではなく、環境を変えることによって行動が変わっていきます。自分の気持ちを言葉以外の別の手段で伝えたり満たすしかないので、それが側からみると問題行動になります。きっかけとなる状況とその結果に注目して、良い行動に変えていく、積極的な行動支援「PBA」(Positive Behavior Support )が必要です。ターゲットの行動と、その前後の記録をとると見えてくるものがあります。してほしくない行動をスモールステップでしてほしい行動に置き換えていくには、ご褒美を上手に使うことも効果があるそうです。