日時 平成28年2月9日(火)午前10:00~12:00
場所 西宮市勤労青少年ホーム
内容 知的障がいのある人の疑似体験
講師 市民啓発団体「ぴーす&ピース」(たつの市)

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車椅子体験、アイマスク体験等はよく実施されますが、知的障がいのある人の生きづらさを体験する発想は今までありませんでした。近年、国内でいくつかの団体が疑似体験を通した啓発活動を始め、少しずつ成果が上がってきています。そこで今一番売れっ子(?)のたつの市の「ぴーす&ピース」の皆さんを講師にお招きして、西宮市の関係機関・福祉事業所の方を対象に講座を開催しました。知的障がいのある人の多くはシングルフォーカス(全体像を捉えるのが苦手で、自分の興味のある所だけに注目する)であることや、手先を使う細かい作業が苦手なこと、人より時間がかかるのに横から急かされて焦る気持ちなどを簡単な実技を通して体感し、理解を深めていただくプログラムを楽しく体験していただきました。難しい話をするのではなく、笑いを織り交ぜたプログラムから生きづらさの一部を知っていただけるので、これを啓発のとっかかりにできるよう、当会でも準備を進めていきます。「ぴーす&ピース」の強みは、保護者だけでなく市職員や地域の住民もメンバーであること。西宮市でも一人でも多くの方にご協力をいただきたいと願っています。参加者42名(内 関係機関・福祉事業所職員25名)