日時 令和元年年5月22日(水)13:00~15:00
場所 西宮市フレンテホール
内容 「地域の中で自分らしい暮らしをいつまでも~障害のある人の高齢者施設での共生を考える~」
講師 社会福祉法人きらくえん
名誉理事長 市川 禮子 氏

 

総会後に尼崎市の特別養護老人ホーム「喜楽苑」をはじめとして芦屋市や朝来市などで多岐にわたる高齢者サービスを運営してこられた市川氏を講師にお迎えして全体研修会を行いました。法人の理念である「ノーマライゼーション~地域の中で一人の生活者としての暮らしを築く~」の考え方のもと、地域との繋がりや、利用者のプライバシーを大切にして、様々な新しい取り組みをされてきました。阪神大震災後に作られた障害者や高齢者が一緒に暮らすケア付き仮設住宅での支援で、人はどのような障害があっても残存能力を活かしてお互いに助け合い、生き甲斐や誇りが持てると実感したそうです。個別ケアが福祉の基本ならば高齢者も障害者も区別のないサービスが受けられるように実現していくべきだとお話されました。