日時 平成29年11日12日(日)13:00~16:15
場所 西宮市立勤労会館
内容 「改めて考える地域生活支援拠点〜西宮スタイルとは?〜」
講師 全国手をつなぐ育成会連合会 政策センター委員   又村 あおい 氏

 

「育成会フォーラム2017」が開催されました。 メインテーマは、みんなですすめる「安心」のまちづくりです。 前半は、講師の又村あおい氏に「地域生活支援拠点・西宮モデル」についてお話して頂きました。西宮に相応しい面的整備とはどのようなものなのか、その課題は何か議論されてきました。 育成会としても切に願っている、緊急時対応の整備のためには、相談支援体制と受け入れる側の事業所が両方とも機能する必要があります。拠点となる建物のあるなしにかかわらず、機能が満たされていることが大事です。 事業所に頑張ってもらうために、市町村が旗振り役を担い、障害福祉制度の中だけで解決しようとするのではなく、介護保険制度や子育て支援制度なども巻き込みながら進めて行くことも必要です。
後半はパネルディスカッションでした。 西宮市障害福祉課 大谷義和氏、 西宮市生活支援課 宮後賢至氏、西宮市社会福祉協議会 共生のまちづくり課 音川礼子氏、西宮市自立支援協議会 角野太一氏、社会福祉法人一羊会 古川勝氏 、当会 近藤眞由美 以上6名のパネラーの皆さんと、コーディネーターには 西宮市障害者総合相談支援センター 増田真樹子氏、アドバイザーとして又村あおい氏に入って頂き、それぞれの立場から、地域で暮らしていくには、共生の社会の実現のためにはを中心に熱くお話して頂きました。 最後に又村氏から、地域生活支援拠点を整備していくためには、それぞれの立場でやるべきことはあるが、完成図だけはみんなが共有しなくてはいけないということでした。 みんな〈障がいのある本人も親も支援者も地域の人も〉が安心して暮らせる西宮になるよう力を合わせていきましょう。